elementary雑感

ずいぶん間が空いてしまった。前回は6月だったが、気がつけばもう秋分の日ではないか…。この夏もすこぶる暑く、パソコンの起動も滞りがちだったが、あえて収穫といえばelementaryosというディストロに触ってみたことだろう。

このelementary、一応ubuntu系ではあるが、mateやxubuntuほど直系でもなく、少し距離感があるようだ。そのことは、本体のインストールはubuntuそのままなのだが、言語設定の画面がまるで違うことなどからも伺える。あと、なんといっても、外観がMac風に設計されているのが大きな特徴だ。しかも、外観は全体的に洗練されていて美しく、風格さえ感じさせる。

個人的に、特筆すべきはターミナルの画面で、そのほどよいダーク色はこの上なく美しく、私のような老眼には優しくみえる。、コマンドだけではもったいなくて、メモ帳にも使いたいぐらいだ。

あと、フォルダ名の英語化も優秀で、solydxと同様、「LANG=C xdg-user-dirs-update --force」と打てば、きれいに100%英語に変換される。つまり、ubuntu系にありがちなゴミフォルダ(日本語名の「ダウンロード」)が残るといったことがない。

ただ、パネルのアイコンを自由にいじれなかったり、画面を閉じる✗印が左側にあったり、あるいは、作業の進行状況(ステータス)を見るツールが見当たらない(あるかもしれないけど)など、少し戸惑うこともありそうだ。あと、愛用のスクリーン動画キャプチャのkazamをインストールしてみたが、なぜか動いてくれない。メインではないアプリストア(「ソフトウェア」)からやや強引にインストールしたせいか…とすれば、やはり推奨はsimplescreenということか…

まあ、これらの点はさておき、全体的に、とても存在感があって、完成度の高いOSだなというのが正直な実感である。Mac風なら迷わずこれを使っておけば間違いなし、といったところだろう。

遅まきながら、アタシもしばらく付き合ってみようっと…