ペッパー警部

ずいぶん涼しくなってきた。夏の間にすっかり忘れてしまったリナックスのインストール方法の復習をかねて、きょうはpeppermintというOSをインストールしてみた。

このペッパー君、ubuntuベースというだけあって、インストール方法、日本語設定(英→日)ともにubuntuそのまま。デスクトップ環境もxfceだそうで、あたかもxubuntuを扱っているような感じだ。「もしや…」と思い、インストール後、あえて画面ロックをオンしてみると、案の定、黒画面からの復帰ができない。つまり、踏襲しなくていいxubuntu18のバグまで受け継いでいるようだ。ただ、このペッパーの場合、それを知ってか、初期設定ではこの機能はオフになっているので、そのまま使えば実害はなさそうだ。

とはいえ、もちろんxubuntuとすべて同じというわけではなく、外観(色合い)や標準アプリなど、異なる点もかなりありそうだ。特にログアウト画面のインターフェースは、xubuntuよりもむしろlubuntu風だ。なので、デスクトップ環境としては、xfcelxdeのミックス版といったところか…。

あと、ぱっと見の印象だが、全体的な色合い(ルック&フィール)がなかなか渋くておしゃれな感じ。インストールしたメモ帳(leafpad)の画面がとても目に優しそうだ。また、このOSのウリとして、ICEとかいう、webアプリ(GoogleカレンダーやOffice onlineなど)のアイコンをローカル(PC内)から直接起動できる機能をもったアプリが付いているらしい。そのせいか、スタートメニューを開いてみると、初期からこれらの項目が登録されているではないか…。こんなリナックスを目にするのはおそらく初めてだ。そこで、早速そのICEなるアプリを開いて試してみようとしたが…う〜ん、小生のオツムではいまひとつ要領が飲み込めないようだ。やっぱり今までどおり地道にwebブラウザから開くしかないか…トホホ。

その他、初期設定だと、パネル上にbluetoothアイコンがなかったり、ショートカットキーが空欄状態だったりと、多少??な点もあるが、それを差し引いても、OS自体は作動も軽快で大きな穴もなさそうなので、もう少し付き合ってもいいかなと思っている。

というわけで、この秋も、実り多き「リナックスライフ」となりますように!