アップデート方法あれこれ

果てしなさといえば、リナックスには、インストールだけでなく、全体のアップデート(更新)にも複数の方法がある。以下、debian/ubuntu系から思いつくままに…

まずひとつは、「設定」→「ソフトウェアの更新」から行う方法。これがもっともオーソドックスで基本的なやり方だろう。

2つめは、linuxmintのように、パネル上に表示されたアイコンをクリックして実行する方法。たしかにパネル上のアイコンなら通知機能付きだろうから、更新を忘れることもあまりないだろう。

3つめは、synapticとよばれるツールを起動して、そこからアップデートする方法。これも基本的にマウス操作だけでできる。何ならついでに他のアプリやプラグインもここからインストールすることもできる。つまり、更新とアプリストアの機能を兼ねたスグレモノなのである。が、画面が少し無表情なので、最初はとっつきにくいかもしれない。

そして4つめが、ターミナルを起動してコマンドラインで実行する方法。おそらくコマンドを多用する人はこれで済ませることが多いのではないか。わたしも最近、この頻度がふえてきた。コマンドを打つ手間はかかるが、そのかわりアイコンを(探して)クリックする手間は省ける。要は何かをやるためには何かをガマンしなければならないのだろう。ただ、途中で「〜を利用できません/〜がロックできません」の類のエラーが出て更新が止まってしまうことがある。中でどう動いているのかは知らないが、そういうときは仕方ないので、上のGUI(マウス操作)式に戻ることにしている。

いずれにせよ、更新はできるだけPCを立ち上げあたらすぐに実行するようにしている。何日もサボらないかぎり、たいてい1分ほどで終わってしまうので苦にはならない。というか、常識的に考えても「使う前に更新しておく」ほうが「使ったあとに更新する」よりも精神衛生上、好ましい気がするのだが…。そういえばウィンドウズでは、シャットダウン時に更新することがままあったが、あれってどうだったんだろうなあ…