CapslockキーをCtrlに

Capslockといえば、キーボードの中でもわりと地味なキーで、ふだん意識することはない。むしろ、うっかり指がふれると知らぬ間に大文字に変わっていたりと、どちらかといえば鬱陶しい存在である。

というわけで、このCapslockキーをCtrlキーに振り替えてみることにした。こういうのはウィンドウズ時代にも一度ぐらいはやってみたような気もするが、今回はリナックスでのチャレンジだ。

まずはxubuntuで。いくつかネット上で紹介されている例を参考に、エディタで「/etc/default/keyboard」というファイルを開いて「XKBOPTIONS=""」という箇所を「XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"」と書き換えてみると…なるほどうまくいった。続いてmateで試してみる…これも成功。ただ、あとで設定メニューをいじっていると、それらしきメニューがあった。となると、おそらく本家ubuntuGUIでいけるのだろう。

で、その変更後の使い勝手だが、正直、この「新Ctrlキー」(=もとCapslockキー)に自然に指が伸びるようになるまでにはもう少し時間がかかりそうだ。だが、たまに意識して左下隅のキーの代わりにこのキーを押してみると、指使いが少し楽な感じがする。たとえばターミナルの起動で「Ctrl+Alt+T」と押すときも、今までは左手小指でCtrlキーを押していたのが、薬指や中指で押せるので左手にゆとりができる。腱鞘炎の予防にもいいかもしれない。

先のことはわからないが、とりあえずこれでキーボード上に3つのCtrlキーができたわけで、うまくすると毎日のキータッチの感覚がまたひと味ちがったものになるかもしれない。