ネズミくんにライバル出現

「ネズミくん」ことxubuntuに強力なライバルが現れたようだ。その名もMX-18という、同じxfceタイプのOSだ。ただ、このMX-18、ubuntuではなくdebianベースとのこと、つまり、debianからubuntuを経由することなく生まれたOSらしい。
で、少し前からこれをインストールしてちょこちょこイジってみたが、debianベースといっても、やはりubuntuとの共通点が多いせいか、基本的な操作はほとんどxubuntuと似た感じで、xubuntuを使える人ならさほど抵抗なく使えそうだ。ただ、それじゃxubuntuと同じかといえばそうでもなく、たとえば設定メニューで、従来のものに加えて、MXツールという独自のメニューもあったりして、全体的に厚みを増している感じだ。
が、その反面、ubuntu系ではあたりまえに出来たCapslockをCtrlに変換するのが困難だったり(いまだ未解決)、ファイルマネージャー(thunar)やLibreofficeをショートカットキーに登録する際にスタートキーを経由しないと拒絶されたりと、初心者の私には少し難儀な点もないことはない。
とはいえ、全体的な印象としては、軽快でキレのあるxubuntuをよりパワーアップさせた感じで、かなり魅力的なOSには違いない。もうしばらく、ネズミくんと平行して使ってみようかな…。